2003年  2月の日記

 

  


2月24日(月) パチンコ回顧録 高田馬場浪人時代 その1

 私が初めてパチンコ店に入ったのは、高田馬場で浪人していた時だった。当時、高田馬場駅近くには、

宇宙会館、国際会館、アサヒ会館があった。その頃のパチンコは、まだ羽根物もなく、全くの平台だけで、

店の片隅には手打ち式のパチンコ台が残っている店もあった。ほとんどの台が、天穴に入れることが1番

のポイントで、そこに入った玉が役物によって振り分けられて、それによってチューリップの開く数が決ま

っていた。

 換金率は2円〜2.5円で、定量が2,000個〜3,000個の店が多かった。定量になれば打ち止めで

「まいった」とか「ノックアウト」などと書かれた打ち止めの札が入れられた。500円分玉を買うのも、もった

いなく、200円ずつ玉を買って打っていた。予算は、3,000円くらいだったと思うが、昔はそれでもけっこ

う遊べた。熱くなって5,000円以上も負ければ、真っ青になって帰り、自己嫌悪におちいっていた。

 もちろん店に置いてあった箱も今と違った。1番小さいのが500個くらい入った箱。次が、800個くらい

入った箱。これらは今でも、小物を入れたり、灰皿の掃除などをする時に使っている店もある。1番大きな

箱は、形が店によって違ったりしたが、3,000個くらい入る箱もあり、ドル箱と言われた。(今のドル箱よ

りも大きく、$の字が書かれたものもあった。)普通、打ち止めにならないと使わないもので、憧れの存在

だった。800個の箱が一杯になれば、十分満足し、お菓子などの景品と交換して帰ることが多かった。

 兄がいたせいで、実家には、パチンコ台(手打ち式)や、パチンコの本(牛次郎とか田山さん)があり、基

本的な釘の見方は理解していた。自分なりに勝つための方法も、少しは考えた。

 


2月20日(木) 

 某店リニューアル6時開店。かなり期待して出かけた・・・新台花月をとれたのだが、釘はどうみてもパッ

としない。以前より釘をはっきりと開けた台が1機種あり、どちらを打つか迷った。試し打ちはできない。こ

の機種は、へそを開けても見た目ほど回らないことが多いので、花月にした。

 最初の500円だけは15回転と、そこそこ回った。しかし、3千円で67回転。この時点で、台を変わろう

かと思ったが、満台で移動できず。仕方なく5千円打ったが、107回転。今度こそやめ。

 この店は、3円で貯玉が2,500個まで使用可となっていたのだが、裏ワザがあり、実際にはそれ以上

使えたので、重宝していた。それが、今回等価に変更になった。しかし、午後6時開店の新台入替初日で

この回りでは、今後もこれ以上は期待できないだろう。

 新内規は、雑誌をみると等価のボーダーが17くらいになっている。5千円で107回転は、千円21.4回

転。ボーダーのプラス3割近い回りでも、千円21回転とか、たとえ23回転回っても、私は打ちたくない。

 貯玉ウン万発の利子がかなりついたので得はしたのだが・・・


2月14日(金)

 花月MX(大当たり確率1/297.5)を某店に打ちに行った。へそは並行よりもわずかに広い程度。回らな

いなと思いながらも、貯玉を使い1,500個まで打ってみたものの111回転。千円20回も回らなかった。

保留ランプが4個ついたこともなく、これでは「花○全回転」なんて見れないって。日替わりのイベント台も、

釘も変えずに札をつけただけにしか思えなかった。撤退して、モンスターマンション2の店へ。−4.5K。

 いく分回りは落ちた感じだった。しかし、打ち始めて2回転でリーチがかかり、フラッシュ予告の時に雷が

落ちたと思ったら、でっかいお化けが登場。プレミアムのお化け分裂だが、絵柄は2で再抽選もなし。モン

スターのプレミアムは出やすいと思うが、最近プレミアムをよく見る。しかし、持ち玉が全部のまれて、少し

追っかけてみたものの、当たりを拝めずヤメ。−6K。

 夜、久しぶりに東風荘に。1局目は、東場1万点少しから、3万点台にまで挽回したものの3位。2局目と

3局目は、いいところもなく連続4位。パチンコで負けた日は、なぜか東風荘でも調子が悪いことが多い。こ

れでレートは1800を切り、1791に。

 


2月12日(水) 

 某店にて、モンスターマンション2(99年基準機)を打った。最初の3千円で、118回転も回ったので驚い

たが、これは上ムラ。しかしながら、千円約32回転のお宝台だった。それほどはまりもせずに、無難に当た

ってくれた。人面コウモリと目が合ったり、蜘蛛が降りてきたりしたが、爆発するわけもなく煙突3本・アヒル

が5匹。この機種では、いまだにお化けを2匹しか表示させたことがない。2,110回転で大当たり13回は

期待値通りの結果だが。

 

CRモンスターマンション2実践データ 3円無制限 約10時間

投資 備考 回転数 絵 柄 リーチ  総投資金額     13,000円

 収 支       +29,700円

 総回転数      2,736回転

 大当たり回数        13回

 (通常8回・確変5回)

 通常時回転数   2,110回転

 初当たり回数         8回

 初当たり出現率    約1/264

 回転率        約32回転/k .

13K  ↓  410 5→狼 おばけ右下つかみ
  2連 (184)   4 おばけとばし
   ↓  374 フラン 全回転
  2連  (99)   6 全回転
  単発  212   2 ノーマル
   ↓  328 5→狼 おばけとばし
  2連  (78) 4→8 蜘蛛
  単発  217   2 おばけとばし
  単発   81   2 おばけとばし進み
   ↓  177 1→3 おばけ右下つかみ
  2連  (76)   2 おばけ右下つかみ
   ↓  250 6→ド おばけ左上
  2連 (189)   4 おばけ右下つかみ
      61    

2月1日(土) 新内規は、貯玉が使える店で打ちたい

 新内規は、どうも打ちたくないという方は、まだけっこういるみたいだ。大当たり確率が悪くて、当りにくいと

か、はまりやすいので打たないという人が多いかと思う。

 96年頃までの旧基準機といわれた、確変突入率が1/3で、2回継続タイプ(大工の源さんなど)は、大当

たり確率が1/400くらいだった。97年に登場した新基準機は、確変突入率が1/2で継続は次回までで、

5回のリミッターがついていた。大当たり確率は、1/360以下と決められていたが、1/359の機種が多か

った。(出玉が少ないタイプだと、1/330くらいだったが、1/359の方が勝ちやすかったように思う。)そうい

う機種を打ってきたので、大当たり確率を比較してみれば、新内規が当たりにくいとかは思わない。私も、あ

まり打ってこなかったが、その理由は、とにかく回らない、そして、初当たりまでの投資がかかることだ。

 1/400くらいの旧基準機や1/359くらいの新基準機を打っていても、苦にならなかったのは、1万円くらい

で、大当たり確率1回分ほど回せる台が打てたからだ。旧基準機なら千円40回転くらい、新基準機なら千円

35回転くらい回せる台は、見つけることができた。

 ところが、新内規で、1万円で大当たり確率分まで回せる台など打てるだろうか?100回時短つきのスペ

ックは甘く、店はなかなか回してくれない。3円交換なら、千円27回転の台を見つけることさえ難しいと思う。

これくらいの台でも、1/359だったら、大当たり確率まで回すのに、約1万3千円かかってしまう。

 初当たりまでの投資を減らすのには、貯玉が使える店で打つことだ。現金投資なら1万円かかるところが、

7,500円(3円交換の場合)ですむ。初当たりまでの道のりが長い新内規では、この差は馬鹿にならない。

現金投資で新内規は、よほど回らないと打つ気がしない。もっとも、貯玉が使える店は、渋めかもしれない。

回せる台を見つけるのは、やはり腕しだいということになるが。