2004年4月某日 終局?

 いつものように店に出かけた。ワンコイン9回転にて単発ながらも大当たりし、まあまあのスタートがきれた。次は66回転で150回時短が当たり、2連チャン。

 終了後、409回転回されていた台が空いたので、そちらに移動。データを見ると、前回の当たりも赤ランプなので、300回転以上はまっていた。
爆死台なのかもしれないと思ったが、16回転にて七が揃った。

               

 2回続けて3倍はまりの後で、数珠チャンすることも、しばしばあった。今日はどうかな?と思ったが、28回転で150回時短が当たり、2連チャン。次も、42回転で150回時短が当たり、2連チャンした。次は、16回転で単発。

               

 あと1回、100回転以内に当たれば、履歴ランプはオールグリーンになる。(16の下にある表示。100回転以内の大当たりだと緑色になる。)大ハマリの後でオールグリーンになることもしばしばあった。しかし、次は確率オーバーしてしまった。天国モードも終わったかと思い、台を移動した。

 途中で、常連の親父が隣に座って打ち始めた。この親父は、私が止め打ちをしていることは以前から知っているので、あまり気にせずに止め打ちを続けた。50回転ほど回してから、よく利用する近所のスーパーへ買い物に出掛けた。戻って来た時に、常連の親父はいなくなっていたのだが、それから事件は起こった。

 席に着いて、数分後、店長が島の端に来た。この店長は、今まで不思議すぎるくらいねずみの打ち方をチェックすることはなかった。しかし、この日はいつもと違う視線を感じた。明らかに、私の打ち方をじっと見ていた。

 同じ台では、あまり回していなかったので、データ異常を出したことは考えにくい。どうしてだろうと考えながら、仕方がないので、普通に打っていた。しばらくしたら、店長はいなくなった。やれやれと思いながら、止め打ちを再開した。しかし、数分後、死角になる位置から見ていた古株の店員がやって来た。

「止め打ちとかしないで、普通に打ってください・・・」

 万事休す。全身から血の気が引いた。普通に、「あぁ、そうですか。」と、返事をするしかなかった。あれこれ言い返しても仕方がない。

 これだけ長い間、打てたのも奇跡に近い。H店のねずみ小僧との長い長い戦いが、ついに終局した。


 この日のデータ。単・2連・2連・2連・2連・単。674回転で、約1/67。+24.2k。

    
投資 備考 回転数 絵柄 時短
0.5k  
   9  四

 ↓   66 御用 150

2連  122  四

 ↓   20  七 300

2連   34  五

 ↓   28 御用 150

2連   38  二

 ↓   42 十手 150

2連   91  五


  16  十


 208