2005年4月の日記

パチンコは、不思議・不思議の連続・・・

データ表中の通常時回転数は、通常+時短の回転数を表しています。


 4月27日(水)・28日(木) 調整ミスのぶん回り?

 某店(3円交換)にて、先行導入されたマルホンの権利物、CRファイブドラゴンZ83がどんなものかと試し打ちしてみた。



 この機種は、竜の目にあたる部分のドットが揃う(確率約1/58)と電チューが数秒開き(5個以上入れば、5回転する)、続いて液晶が揃う(確率約1/40)と、3回の大当り(出玉合計約1300個)が得られ、時短が70回(液晶)つくという台。その間の引き戻し率は約83%と強力で、平均連チャンは約23回にもなる。



 打ってみたら、安定して千円35回転以上。ボーダーがよくわからなかったが、どう考えても、これはすごい回りだと思った。データをチェックしたら、入替初日に、








        














  4419回転ハマリ







 があった。やけに当たらないし、別の台にも、4000回転越えがあった。電チューに5個平均で入った時の大当り確率は、約1/462、4個平均の場合は、約1/577となるが、これは異常なハマリ方だ。なにかと噂があるチェーンである。回りすぎる反動で、こんな糞ハマリが出るのだろうかと詮索もしてしまった。




 しかし、先行導入のせいか、調整ミスかとも思えるぶん回りである。不安になりながらも、打ち続けた。




 12k投資の423回転目に、ドット7回目のビンゴで、液晶も揃って大フィーバー。



             



 これが、15連チャンとまあまあのスタートが切れた。5セットなので、出玉は約6500個。4箱あれば十分だろうと考えていたが・・・900回転回して、持玉全部のまれてしまった。



 この時、左側の2台も千回転を越えていた。平気で4000回転はまる店だし、ぼったくられそうな気がして、この日はこれにて退散。






 帰ってから、3円交換のボーダーを調べてみたら、電チューに平均5個入る場合で、約18回転/kだった。これが、35回転も回ったのは、やはり店の調整ミスかとしか思えなかった。翌日、もう一度勝負することにした。




 次の日は、回りが千円33回転ほどに落ちていたが、これでも十分すぎるほどの回り。18k投資で、通算1522回転で、やっと大当り。これが24連チャンしてくれ、約1万個の持玉を得た。今日こそは大丈夫だろうと思ったが、その後、またもやハマリモードに突入。


 とにかく、ドット(確率約1/58)が揃わなかった。200回転はまりが2度もあった。1250回転ほど回して持玉尽きた。3k追い銭し、1345回転目で、やっとフィーバー。しかし、これが悪夢の3連チャンワンセット。


 
当然の如く、それはのまれてしまい、泣きながら追い銭。なんとか、308回転でフィーバー。大当り履歴をみると、80連チャン以上の一撃ホームランもある爆裂機。ここで大逆転を夢見たが・・・




 やはりパチ屋は甘くなく、9連チャン終了。482回転で、またもやのまれてしまい、時間も時間なので、顔面引きつらせながら撤退。






 サルでも勝てなきゃおかしいほどのぶん回りの台で勝負して、大ハマリしてしまうジンクスは、またもや破れなかった。



    
投資 備考 ドット
回転数
ドット
大当り
液晶
回転数
12k 15連  423   7   34
18k 24連 1522  22   98
 2k  3連 1345  13   56
 4k  9連  308   4   17

 482   5   21
 総投資金額      36000円
 収 支        −36000円
 期待値との差 約−150000円
 
 総回転数       4080回転
 初当り回数          4回
 初当たり確率     約1/1020

 ドット大当り確率
  51/4080=1/80(理論値1/58)

 液晶大当り確率
        4/226=1/58(1/40)

 平均連チャン
           12.8連(23連)

 電チューへの平均入賞
               約4.4個






 4月某日 期待値20万負けの意外な埋め合わせ


 4/20の日記は、約38万円の期待値負けをしている店について書いた。実は、それとは別に、同時進行で、約20万円の期待値負けをしている店があった。この店では、あることが起きたおかげで、その欠損分を、かなり取り戻すことができた。



 グランドオープン後、看板台の新海SPに甘いイベントコーナーを設置してくれた3円交換某店。千円35回転クラスの台も打つことができたので、正月返上で通っていた。しかし、しだいにイベントの信頼度もなくなっていった。そして、大海が導入され、小技が利いた新海SPは大幅に減ってしまい、ほとんど打てる状態ではなくなってしまった。



 この店の新海SPは、合計35日間、総回転数で約7万回転打った。その平均回転率は、30.7回転/k。これだけの高回転率で打てたものの、当たりがついてこない日が多く、連日苦戦を強いられた。



 1月後半には、期待値欠損分が約10万円。しかし、2月14日にホームランを達成して、やっと累計収支がほぼ期待値通り(下のグラフの25日目)になってくれた。



 ところがである・・・その後は、何かか変わってしまったかのように、以前よりもひどいフヅキに見舞われてしまい、11日連続の期待値負け。最後には、ダメを押されたかのように2000回転ハマリ。あっという間に期待値の欠損が20万円にもなってしまった。


    
      期待値との差額の累計をグラフにしたもの(横軸は日数)


 この店では、かなり詳しくデータをとっていた。


 某店 新海物語スペシャルM8 個人データの分析

 総回転数 69382回転
 総確率 約1/221 (理論値 約1/210)
 トータル確率 約1/142 (1/132)

 通常時回転数 58056回転
 大当り確率 約1/370 (1/350.5)
 ※
通常時のみ 約1/400
 ※時短時のみ 約1/296

 確変率 約49% 




 時短で当たり易いことは何度か書いてきたが、後半その傾向は薄くなった。それでも時短中の大当り確率は、約1/296。その分、通常時は、約1/400でしか引けなく、現金投資時にはまることが多かった。トータル確率も、理論値を大幅に下回る結果となっている。


 こんな結果が出ていたし、打てる台も少なくなっていたので、この店で打つことも、しだいになくなっていき、期待値20万負けを取り戻すことは無理だとも考えていた。




 ところが、3月下旬。幸運が訪れた。




 ここは、等価経営のチェーンなのに、ライバル店が3円交換だったせいか、それに合わせて3円交換でオープンした。そのライバル店が、リニューアルして等価に変更になった。客尽きは、その店の方が優勢であった。


 いろいろなイベントを仕掛けていたが、劣勢にたたされていた。この店は、そのうちに必ず等価になると思った。2年半前に、t4店がグランドオープンして、わずか2ヶ月で3円から等価交換になった時に、約7万円儲かったことがあるので、出玉はできるだけ貯玉にしていた。


 そしてついに、3月下旬に等価になった。期待通りに貯玉分は等価換算してくれた。ピークで貯玉が17万発以上。しかし、さすがに懐具合が淋しくなった時には降ろしてしまい、結局は約15万発。それでも、これは大きく、約15万円の臨時ボーナスとなり、瓢箪から駒で期待値欠損分を、かなり取り戻せたのである。



       




 4月20日(水) どこまで負け続けるのか・・・

 2月12日の日記に書いた、パチンコ人生最大の屈辱を味わっているRチェーン某店(3円交換)。この日は、いかにも期待できそうな名前の突発的イベントがあった。


 朝から出かけたが、以前に比べると、お客の数はめっきり減り、空き台が目立っていた。勝てないお客さんが多いからなのだろうか?新海SPは、どう見ても平常釘。やや開けたと思える大ワンワンを打ってみた。千円24〜25回転ほどの回り。



 コーナーで打っていたのは私だけだったが、後から来た親父が隣りに座って、千円で確変大当り。そのお母さんも、後ろのカド台に座って、50回転ほどで確変フィーバー。回りも芳しくないし、8kで196回転回したところで、貧乏くじを引いたと思い店を後にした。




 これでこの店では、今年に入って10連敗。通算では、10勝27敗。貯玉では23回転/k、現金では25回転/kくらいないと勝負しないことにしているが、収支は、恥ずかしいことに、約18万円のマイナス。とにかく当たらない。確率甘めの新海M6(1/338.5)を中心に打って、フルスペックは、29/15855=1/547でしか引けていない。



 回転数が少ないって?当たらなく、粘れる展開にならないから、どうしても稼動が増やせないのだ。確率の逆数の100倍くらいのデータを集めなければ、きちんとしたことがいえないなどという御仁もいるが、そんなことはない。●い店でそんなに回したら、ケツの毛までむしり取られてしまう。


 そこで、例のグラフの登場となる。この回転数で、1/547でしか引けないことが、どれほどあり得ないか、下のグラフを見れば一目瞭然。
 


     
            15855回転での確率分布グラフ
         (1/350.5の台も打っているので、便宜上1/341としている。)


 このグラフの赤い領域に入れば、非常に危険と判定される。しかも、左の端っこ近くとあっては、統計的には、自然には起こりえないくらいの現象なのだ。




 札幌に来てから、O店、M店の海物語3R、H店&P店の某現金機などが、このレッドゾーンになった。しかし、ぶん回りだったり、特別なサービスがあったり、小技が利いたりしたので、トータルでは負けずに済んだ。しかし、この店では、いい思いをしたことがない。37日のうち、期待値以上勝てたのは、わずか7日。期待値の負けは、約38万円にもなっている。

  
   
   
       期待値との差額の累計をグラフにしたもの(横軸は日数)




 今まで、いろいろな店でパチンコをしてきてたが、ほとんどの店では、勝ち越している。もちろん、こんなに負けている店などない。


 いったいどこまで負け続けるのだろうか?通算で20万円の負けになったら、もう足を運ばないようにしようと思っているのだが、あと2万円で奇跡の復活劇はあるのだろうか・・・


 同じチェーン店が、グランドオープンでの不手際により、警察が出てくるほどの事件が勃発。そのお詫びとして、店は2000万円ほど出費したらしい。そのとばっちりが、こなければいいのだが・・・



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